M1チップ搭載iPad Proのレビュー

まだあまり触っていないが感じたことなど。

購入動機

2年前に購入した2018年モデルの11インチiPad Pro(以下「第1世代」とする)を愛用していたのだが。2年が経過してバッテリーの持ちが悪くなり、さらに画面にタッチしていないのに反応するゴーストタッチ現象まで起こるようになってしまい。M1チップがどんなものか試してみたかったので今回買い替えることにした。

購入したのは2021年モデルの11インチiPad Pro(以下「第3世代」とする)。Wi-Fiモデル。色はスペースグレイ。容量は256GB。AppleCare+付帯。以前使用していた第1世代と同じ構成とした。合計123,080円也。

雑観

第1世代がまだ手元にあるので比較しながら。

M1チップ

第1世代に搭載されていたA12X Bionicチップは、発売当時“市場の92%のノートパソコンよりも速い”と謳われただけあって、タブレットPCとしてはかなり高い性能を持っており、実際第1世代を使用していて「重い」とか「遅い」と感じたことはなかった。

M1チップは実際かなり速いのだが、処理速度の面では、以前使用していた9.7インチiPad Proから第1世代に買い替えた時ほどの感動はなかった。写真現像や動画編集を今後試せば違いがわかるのかもしれないが、インターネットの閲覧や文書作成などの軽作業しか行わないユーザーにとってはタブレットの性能はもう頭打ちになっていると感じた。

搭載メモリは第1世代が4GB1だったのに対し、第3世代では8GBに増量されたが、実際にSafariでタブを20枚近く開いてもリロードは発生しないし、バックグラウンドに移動したアプリが再起動する頻度も少なくなっており、メモリが増量された恩恵は受けることができた。

iPadOS 15でアプリが使用できるメモリの最大容量の制限が緩和されたので、今後サードパーティー製のアプリでも恩恵を受けられるようになると思われる。

ディスプレイ

iPad Proが2台並べられ、ホーム画面が表示されている様子の写真
左が第1世代、右が第3世代

12.9インチモデルとは異なりXDRではないので、第1世代と大きな違いはない。

ただ、True Toneをオフにしたときの色温度が若干低く(赤っぽく)なったかな?個体差かも知らんけど。iPhone 12シリーズのSuper Retinaディスプレイとほぼ同じ色合いになったが、黄ばんでいるとは感じない。

スピーカー

iPad Proが2台並べられ、スピーカーの形状を比較している写真。右手の第3世代iPad Proはスピーカー穴の数が少なくなっている。
左が第1世代、右が第3世代

スピーカー穴の数と位置が変わっている。旧世代用のケースでスピーカー穴が開けられているタイプのものは使えないので注意。

糞耳の俺が感じた音の違いとしては、低音域は従来と変わらないが、高音域の解像感が高くなった。また、第1世代は本体を縦向きに持ったときに音が若干篭った感じがあったが、第3世代ではそれが改善されていた。

カメラ

アウトカメラ

第3世代iPad Proで撮影した小坂菜緒と高海千歌のアクリススタンドの写真
第3世代で撮影
第1世代iPad Proで撮影した小坂菜緒と高海千歌のアクリススタンドの写真
第1世代で撮影

超広角レンズが搭載されたことで光学ズームアウトができるようになった。

M1チップ搭載の恩恵として、スマートHDR 3が利用できるほか、iPhone 12から搭載されたシーン検出機能が利用できるようになった。iPhone 12のカメラとほぼ同等の品質で撮影でき、メインのカメラとしても十分使用できるレベルの画質になった。

残念ながらProRAWには対応していないが、サードパーティー製のアプリを使えばRAW撮影自体は可能。

インカメラ

センターフレーム機能の対応に伴い、インカメラもズームアウトができるようになっている。画質も1200万画素と大幅に向上しているが。ここまで画質がよくなっても、多分アイドルが自撮りするときくらいにしか恩恵がないのでは。

センターフレーム機能は対応するビデオ通話アプリで使用でき、アプリごとにオン/オフが可能。手持ちのアプリでは、FaceTimeとLINEビデオ通話で有効なことを確認した。対応しているアプリでは、設定アプリのアプリごとの設定内に“センターフレーム”の項目がある。

EXIF情報

その他箇条書き

初期搭載OSはiPadOS 14.5。初期設定の後にアップデートを行う必要がある。

iPad Proは2018年モデル〜2021年モデルでほとんどのアクセサリーが使いまわせる。カメラの穴の大きさが変わったのでSmart Folioだけ買い替えたが、Magic Keyboard、Apple Pencil、USB-C対応のアクセサリーはそのまま使える。

外部接続端子がUSB-CからThunderbolt/USB 4に変更されたが、給電性能は2018年モデルから変わっていないようで、バッファロー製のUSB 3対応外付けSSDは直接差し込んでも使用できなかった。そういった機器でもセルフパワーとするかUSB-C Digital AV Multiportアダプターで充電しながら接続すれば使える。

付属のACアダプターが20Wに変更されている(第2世代までは18Wだった)。おそらく30W以上のACアダプターを用意すれば急速充電が可能と思われる。

今回第1世代のバッテリーの持ちとゴーストタッチ現象に悩まされ買い替えたが、個人的には2018年モデルのiPad Proでも十分な性能を持っているということがわかった。

これから写真現像や動画編集などヘビーな作業も試してM1チップの実力を試してみたい。

  1. 第1世代でもストレージ1TBモデルは6GBのメモリを搭載している

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