FIT e:HEV: 2022年マイナーチェンジでの変更点
代車が2023年式(2022年10月発売)のFIT e:HEVだったので、現在乗っている初期型FIT e:HEVとの違いをまとめました。
目次
全般
- フロントグリル、バンパー、ヘッドライトのデザインが変更されました。
- 柴犬感が若干薄れたような気がします。個人的には前期型のデザインの方が好きです。
- モーターの最大出力が90キロワットにパワーアップしているようです1(前期型は80キロワット)。
- 残念ながらフル加速をする機会がなかったので違いを体感できませんでした。正直前期型でもパワー強すぎなくらいなので、90キロワットの出力が必要とされる場面はあるのでしょうか…。
内装
- HOME/LUXE/RSにアームレスト付きセンターコンソールが標準装備になりました。
- 2021年式までにディーラーオプションとして用意されていたものと同じと思われます。
- リアドアポケットのピアノブラック加飾が廃止されました。
- 正直傷つきまくりなだけだったので廃止で良かったと思います。
- BASICを除くe:HEVに標準装備のUSB充電ポートがタイプCに変更されました。
- ステアリングスイッチに音声認識ボタンが追加されました4。
- メーターの明るさ調整ボタンが廃止され、メーター内のメニューで変更する形に変更されました。
- RSでは明るさ調整ボタンがあった場所にドライブモードスイッチが装備されています。
- スマートキーに“ドライバー1”と“ドライバー2”の表記が追加され、ドライバーごとに車両設定が可能になりました。
- 後述の「急アクセル抑制機能」に対応するために、スマートキーの識別機能が追加されたと思われます。
ホンダセンシング
- 前走車が二輪のときに、衝突軽減ブレーキ(CMBS)の警報が過敏に反応しすぎることがなくなったような気がします。
- 初期型ではブレーキペダルを踏んでいても完全に停車する寸前に警報音が鳴っていましたが、試乗中にはそのようなことがありませんでした。センシングのプログラムも改良されているものとおもわれます。
- パーキングセンサー警報をステアリングスイッチの操作で一時消音できるようになりました。
- これは初期型にもアップデートで欲しい機能です。
- パーキングセンサースイッチが廃止され、メーター内のメニューで有効と無効を切り替える形に変更されました。
- メーターの安全支援情報画面に一発で飛べる安全支援情報スイッチも一緒に廃止されてしまいました。このスイッチは結構便利だったのだけど。
- 初期型では隠しコマンドを入れないと無効化できなかったリアセンサーが車両設定で無効化できるようになりました。
- 隠しコマンドは発売当初のオンラインマニュアルには記載されていましたが、いつの間にか削除されていました。
- 車線維持支援システム(LKAS)に加えトラフィックジャムアシストが装備され、0キロからの車線維持が可能になりました。
- メーカーオプションで、ブラインドスポットインフォメーションとマルチビューカメラシステムを装備できます。残念ながら試乗車には非装備でした。
- マルチビューカメラシステムを装備する場合はホンダコネクトディスプレイが必要です。
- マルチビューカメラシステムを装備すると、オートリトラミラーが付いてきます。ディーラーオプションのものと違い、車両設定で動作可否を設定可能です。
- 後席に乗客や荷物を置き忘れないように警告するリアシートリマインダーが装備されました。
- 高齢ドライバーがブレーキとアクセルを踏み間違えたときに急発進を抑制する、急アクセル抑制機能に対応しました(ディーラーでのセットアップが必要)。
- 主要諸元表より
- FIT e:HEVの取扱説明書より
- ホンダコネクトディスプレイを装着の場合。Gathersナビ装着の場合は不明。
- 2021年式でもホンダコネクトディスプレイを装備していた場合は搭載されていました。
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