Hondaスマートキーに刻印されている数字について

2025年以降に発売されたホンダ車に付属しているHondaスマートキーに「1」と「2」の数字が刻印されていることがあります。それぞれ「ドライバー1」と「ドライバー2」を意味しています。

一部の車両設定はスマートキーごとに設定を変更することができるので、車両を2人以上で共有する際にそれぞれの好みの設定で運転することができます。なぜか取扱説明書には記載がないですが、使い方によっては便利ですので紹介します。

急アクセル抑制機能

急アクセル抑制機能を動作させるかの設定はスマートキーごとに設定されています。そもそも、この機能を実現させるためにスマートキーの識別機能が追加されたものと思われます。

この設定はユーザー自身では変更できず、ディーラーの専用機器での設定変更が必要です。

一部の車両設定はスマートキーごとに設定できます。下記の表で「ドライバーごとに設定」が「○」になっている設定はスマートキーごとに設定でき、イグニッションをオンにしたときに車内にあるスマートキーに応じて設定が自動的に呼び出されます。

複数のスマートキーが車内にある場合は、ドアを解錠するときに使用したスマートキーが優先されるようです。

現在どのスマートキーの設定が呼び出されているかは、下記の方法で確認できます。

ホンダコネクトディスプレイが搭載されている車両の場合、Home画面の「車両設定」を選択すると、ナビ画面上部に現在のドライバー番号「Driver n」が表示されます。
ホンダコネクトディスプレイが搭載されていない車両の場合、メーターの「車両設定」を選択すると、メーター画面下部に現在のドライバー番号「ドライバーn」が表示されます。

設定項目	ドライバーごとに設定
アンサーバックブザー音量	○
ドアハンドル操作アンサーバックブザー	○

オートリトラミラー格納が「オン」のスマートキーで施錠したあとに「オフ」のスマートキーで解錠するとミラーが開きませんが、イグニッションをオンにしたときに自動で開きます。