ホンダコネクトディスプレイの小ネタ集

ホンダコネクトディスプレイが快適になる小ネタ集です。

ハードウェア性能

Androidタブレットとして見たときの、ホンダコネクトディスプレイのハードウェア性能です。

一部独自研究を含みます。出典については脚注をご覧ください。

スペック
製造元パナソニック オートモーティブシステムズ製1
SoCSnapdragon 8202
メモリ4GB3
ストレージ64GB UFS
OSバージョンAndroid 8.1
ディスプレイ9インチHD液晶(三菱電機製)
入力ソフトiWnn IME
Wi-FiWi-Fi 4(802.11n、2.4GHz/5GHz)
セキュリティー方式: WPA/WPA2/WPA3
モード: ネットワークモード/スマホ連携
Wi-Fiテザリング台数: 6台まで
BluetoothBluetooth 5.0
対応プロファイル: HFP/AVRCP/A2DP/ACL
ペアリング可能台数: 6台まで

壁紙用の画像サイズ

画面左上の時計表示をタップすると出てくる時計画面は、壁紙を変更することができます。

画像ファイルはJPEG形式かBMP形式でUSBのルートディレクトリーに保存すると読み込めますが、画像の大きさは横1280ピクセル×縦554ピクセルで作るとぴったり収まります。

設定例

ナビアプリの再起動方法

ナビの挙動が不安定だったり、フリーズしてしまったりしたときにナビアプリを再起動すると直ることがあります。

  1. ホーム画面から「本体設定」をタッチします。
  2. 「システム」→「詳細情報」→「アプリ管理」をタッチします。
  3. 「ナビ」をタッチします。
  4. 「強制停止」をタッチしてから、確認画面で「OK」をタッチします。

Androidの再起動方法

前述の通りホンダコネクトディスプレイはAndroidで動作しており、たまに動作が不安定になることがあります。車両のイグニッションをオフにしても裏でAndroidは動き続けるため、完全に再起動するには下記3つのいずれかの方法で行う必要があります。

勝手に再起動させる

稼働時間4が72時間(3日)を超えた状態で車両のイグニッションをオフすると自動的に再起動します。

12Vバッテリーの電圧が低い場合は、次にイグニッションをオンにしたタイミングで起動処理が行われるため、地図画面が表示されるまでに1分ほどかかります。

12Vバッテリーを脱着する

ボンネットを開けて、12Vバッテリーのマイナス端子を外してしばらく放置し、再接続するとホンダコネクトディスプレイも再起動します。面倒です。

自己診断メニューから再起動する

メーカー公式の方法ではありませんが、やり方を覚えればこれが一番簡単です。

  1. ホーム画面でHOMEボタン+POWERボタン+早戻しボタンを同時に長押しします。
  2. 「自己診断メニュー」をタッチします。
  3. 自己診断メニューで、BACKボタン+POWERボタン+早戻しボタンを同時に長押しします。
  4. 現れたメニューで「system reboot」をタッチします。

画面が暗くなった後、自動的に再起動します。1分くらいかかります。

給油通知

本体設定にある「給油通知」がオンになっていると、残燃料が少なくなってきたときにナビ画面に通知が出ます。通知をタッチすると、ナビアプリで近くのガソリンスタンドの一覧が表示されます。

この写真を撮ったときメーターの燃料計は2目盛りでした

オープンソース

本体設定で確認できるほか、同じ内容がhttps://hondaopensource2.com/ADA02にも載っています。


参考サイト

  1. ナビユニットを取り外すと銘板に「Panasonic Corporation」と書いてあるほか、本体設定でもパナソニックの文字を確認できます。
  2. 海外のコミュニティサイトで、ホンダコネクトディスプレイをADBモードにしてパソコンに接続すると「APQ8096」として認識されるとの投稿があります。また、アプリ一覧に「Qualcomm」「Snapdragon」と名前のついたシステムアプリがインストールされており、クアルコム製のSoCを搭載していることは確かなようです。
  3. 本体設定の開発者オプションでメモリ使用率を確認すると、合計メモリが3.9GBと表示されます。
  4. Androidが起動してからの時間。本体設定→システム→情報で確認できます。