
EOS RPでスピードライトEL-100を使う
キヤノンのスピードライトEL-100を買った。
目次
買ったもの
キヤノンのスピードライトEL-100。ヨドバシカメラで15,390円也。
EOS Rシリーズのほとんどの機種(EOS RPも含め)には内蔵ストロボが搭載されていない。夜間の撮影でストロボの必要性を感じたので購入することにした。高度な機能は必要なく、EOS RPの携行性を損ないたくなかったので、キヤノンのスピードライトのラインナップ内では最も安価・軽量なEL-100を選択した。光量が足りないというレビューもネット上で散見されるが、自分の使い方ではこれで充分なので。
雑感
取付状態


EOS RP(ボディーのみ)と組み合わせると約700グラムという軽量さが魅力。付属のキットレンズ1を取り付けても1.1キログラムほどであり、旅行などに持って行っても苦にはならないだろう。人物に向けても、ハイエンドの大きな機種と比べ威圧感をあまり与えないような気がする。
電源は単3電池2本で駆動。上位機種の600EX II-RTは4本必要なので、これも軽量性に貢献している。また、公式にエネループなどのニッケル水素充電池も使用可能となっている。
バウンスは上方向に90°、左方向に150°、右方向に180°可能。
発光部分を引き出すことで照射角を調整できる。押し込んだ状態が24ミリ、引き出した状態が50ミリの照射角となる。照射角の情報はカメラ側にも送信され、自動調光に使用される。
スイッチをオート(⚡️A)にしておくとカメラの電源を切ったときにスピードライトの電源も切れるという連動機能があるのだが、カメラのモードダイヤルが「シーンインテリジェントオート」か「プログラムオート」(P)のときにしか作動しない2。使用頻度の高い「フレキシブルAE」(Fv)や「絞り優先AE」(Av)の時は作動しないのが残念。
付属品

専用のキャリングポーチが付属している。これがスピードライトの寸法に対してぴったりすぎるので、収納したときにスイッチが回転して電源が入ってしまうことが多々ある。90秒経てば自動で電源が切れるので電池を使い切ってしまうことはないのだが、精神衛生上あまりよろしくない。
ワイヤレス発光させるときに活用できるスタンドも付属している。前述のキャリングポーチに内ポケットがあるので、使わないときはそこに収納できる。
設定

本体にはモードスイッチしかないので、設定はカメラ側のメニュー画面で行う。設定には2007年以降に発売されたキヤノン製デジタルカメラ3が必要。
ほとんどの設定は“ストロボ機能設定”という画面に集約されているのだが、この画面に辿り着くまでに多くのメニュー階層を辿っていかなければならないので、マイメニューに登録しておくかボタンカスタマイズを割り当てておくことをおすすめする。自分はまったく使っていないM-Fnボタンに割り当てた。
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